菊池和晃は、過大な労力にまったく見合わない仕事を行うマシンを制作し、それを自ら稼働させることで、美術史上に残る作品イメージを生産する行為そのものを作品化している。
本作は、美術史上の古典絵画をモチーフにした超近景シリーズでフェルメールの《真珠の耳飾りの少女》の一部分を描いている。「大人気作家の展覧会にて、絵画から離れたり、近づいたりを繰り返す人々。まるでそれ自体が、引力を持つ小さな惑星のように感じられる。」と菊池は言う。
artist:菊池和晃 KIKUCHI Kazuaki
title: 超近景 -真珠の耳飾りの少女
Year:2026
Medium: Acrylic on canvas
Size: 400×400×38 mm