【artist】久保恵理子 KUBO Eriko
【title】Fragil-01
【Created in】2025
【medium】鋼板、アクリル絵具
【size】300x210mm
作品について_____
本作は、+1artで開催の中澤ふくみ、久保恵理子による二人展「宿主誘導 マニピュレーション」の展示作品です。
「宿主誘導(マニピュレーション)」とは、寄生虫やウイルスが宿主の行動をわずかに変化させ、自らにとって有利な方向へ導く現象を指します。 生き延びるために自然界で獲得されてきたこの仕組みは、私たちの日常における「無意識の選択」や「気づかぬうちの判断」とも重なります。
本展では、二人の作家がアニメーション、ドローイング、ペインテイングで構成したインスタレーションを通して、私たちが自分自身の内側で行っている“見えない操作”に焦点を当てます。
薄い鋼板に描かれた本作は、光のあたり方により多彩な表情を見せます。
KOBO Eriko_____
久保恵理子は1997年広島県生まれ。2021年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了。出身地である広島での平和学習やアニメーション体験を背景に「均衡の崩れる瞬間」をテーマとした平面作品を制作している。星空、森林といった自然風景や、静謐な空間内に日常のモチーフを配した幻想的な世界を描き出す。近年の個展に「一角獣座」(焚、京都、2025)、グループ展に「Old dreams, a butterfly shining on the wall 古い夢、壁には輝く蝶」(スタジオニューホープ、京都、2023)、「色の言ノ葉 ―石井海音・久保恵理子・高瀬栞菜・船越菫―」(新宿髙島屋、東京、2022)など。「ART OSAKA 2023」に参加。