



池田慎は、カップ麺の容器など身の回りにある日用品に刺繍をしたり、浣腸薬でシャンデリアをつくったり、用途の想定を超えた使い方で、ありふれたものに新たな属性を見出す作品を制作している。
本作《流体力学 知らない日》の日にちは、とりたてて特別な日ではなく、その日を経験はしていますが何があったか覚えていない、過ぎていった知っているけれど「知らない日」をさしています。ケースの底面に直接刺繍された白い文字と日めくりの1ページがsoft hope のケースの中で不思議に共振しいます。
artist:池田 慎 IKEDA Shin
title:流体力学 知らない日
2022
日めくり、刺繍糸
Page-a-day calendarclay, Embroidery thread
| BOXケースについて|
作品はsoft hopeシリーズ共通のオリジナルケースに納められています
外寸/ H207xW199xD65 mm
木製、外側ケース(三方背引出し式)+内箱。
内箱は置き式・壁掛け式のいずれも可。
IKEDA Shin______________
1974 大阪生まれ 大阪在住
1998 大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業
展覧会
あしたの品々×日用品の詩学もちもち(へその丘美術館/大阪 2020)、テレストリアルポップ展(西脇市岡之山美術館アトリエ/兵庫 2020)、手芸の時間 奈良・町家の芸術祭はならぁと(吉野町上市六軒屋敷 /奈良 2019)、アートの扉Ⅲ 池田慎 ーあしたの品々×日用品の詩学ー(西脇市岡之山美術館/兵庫 2019)など、関西や東京などで多数展開。