【artist】奥宮誠次 OKUMIYA Seiji
【title】ACID RAIN
【Created in】1993
【medium】Giclee Print on Baryta paper
【size】Image 185x185 mm
frame 430x370x40 mm
【edition】9
作品について_____
デレク・ジャーマン(1942~94)は映画監督、舞台デザイナー、画家、園芸家として20世紀のアートシーンに独自の地位を確立したアーティストです。彼はエイズを宣告された後1986年に偶然通りかかったイギリス南東部のダンジネス(Dungeness)が気に入り住み始めました。 デレクは1994年にエイズ合併症で死去するまでの数年をこのダンジネスのコテージに暮らし、病と闘いながら庭をつくり映像作品を制作しました。
当時イギリスを拠点に活動していた写真家、奥宮誠次は、デレクが『プロスペクト・コテージ』と名付けて住んだダンジネスのコテージを度々訪れ、彼の晩年の4年間を撮影しました。 奥宮の写真は、デレクの死後、ロンドンのバービカンセンターで催されるデレク・ジャーマン回顧展に出展される予定でしたが、奥宮がその準備のために貸与したネガ、ポジ等の全てが紛失するという不運に見舞われました。
本作は奥宮の手元に残されたデレク・ジャーマンの庭の写真作品です。
OKUMIYA Seiji_____
写真家。高知県生まれ。1986年に渡英し、ロンドンを拠点に主にヨーロッパで活動。欧州各地を巡り、さまざまな人々のポートレート、世界の動物園の撮影を手がける。 2012年、再び東京に活動の拠点を移す。Anchovy Studio設立。 ポートレート、旅、ランドスケープ、ライフスタイルを中心に活動。 主な著書に「世界の動物園」「原発ガーデン」「風が笑えば」(俵万智との共著) などがある。