




菊池和晃は、自作の機械的装置を過酷な身体の運動により動かしてわずかな成果を得る、というパフォーマンスを行っている。例えばスクワットを50 回して1 本の線を描くとか、ハンドルを6000 回まわしてひとつの円を描くというように。過大な労力の結果生まれた作品には、美術史から参照したイメージが生産されている。
soft hope vol.8では、線をなぞる、円をなぞる、2つの装置が専用のケースにおさめられ、2作限定で発売します。
artist:菊池和晃 KIKUCHI Kazuaki
title: 線をなぞる
2021年
ステンレス、アルミニウム、塗料
| BOXケースについて|
作品はsoft hopeシリーズ共通のオリジナルケースに納められています
外寸/ H207xW199xD65 mm
木製、外側ケース(三方背引出し式)+内箱。
内箱は置き式・壁掛け式のいずれも可。
KIKUCHI Kazuaki_____
1993年京都生まれ。2016年成安造形大学美術領域 現代アートコース 卒業。2018年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻構想設計クラス 修了。肉体を酷使することで稼働する自作の装置で美術史から引用したイメージを生産する。
主な受賞歴
2021 LUMINE meets ART AWARD 2020-2021 / ルミネ新宿ルミネ2スタニングルアー横ショーウィンドウ / 東京 グランプリ受賞
2020 京都府新鋭選抜展2020/ 京都文化博物館/京都 優秀賞受賞
2018 京都市立芸術大学作品展/京都市立芸術大学/京都 大学院市長賞受賞
2016 成安造形大学卒業制作展/京都市美術館/京都/優秀賞受賞